平ゴムについて

「平ゴム」とは、丸ゴムに対しての表現であり、(断面が平たい)帯状・テープ状のゴムひも のことを言います。

「コールゴム(組ゴム)」、「織りゴム」、「編みゴム」 と大きく分けて3種類あります。

それぞれの表面の組織が異なっています。

「コールゴム(組ゴム)」

コールゴムは「製紐機(せいちゅうき)」という機械で糸を組みながら生産していきます。一般的には、1台に1本のコールゴムを掛けていきます。4コールはゴム糸が4本、6コールはゴム糸が6本となります。組糸やゴム糸が太くなると、幅が広くなります。一般的に幅が約3ミリ~15ミリの製品が多いです。コールゴムは組糸の管を本数分巻いていくものなので小ロット生産も可能です。

「織りゴム

織りゴムは「ニードル織機」という織機で経糸(たていと)の中に等間隔でゴム糸を入れて緯糸(よこいと)で織りながら(片側からウエフトニードルで緯糸を送り反対側の片耳をベラ針で編みながら筬打ちして)生産していきます。織りゴムの場合は、1台の織機に2~6本程度の織りゴムを掛けることができます。

「編みゴム」

編みゴムは「ラッセリーナ」や「コメットという経編機、つまり編み機で経糸をひげ針で編みながら生産していきます。編みゴムの場合は1台の編機にサイズによって自由に掛けることができます。緯糸(横糸)の振り幅さえあれば、例え30ミリ幅ならば10本掛け以上も可能です。編みゴムの特長は、表と裏で編み組織が違うことで、また織りゴムと比較すると速乾性に優れ、中折れしにくいです。

 このように、平ゴムには種類があります。用途によって適した製品を選びましょう。